しばいぬ通信

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    黒柴センパイと赤柴コーハイが行く! 第3話 運転にはご用心だわん
    水無月
    26
    2016

    黒柴センパイと赤柴コーハイが行く! 第3話 運転にはご用心だわん

    先輩、久しぶりの登場だわん。

    うむ。最近は出番がなくて体がなまったせいか、ちと内臓脂肪がのう。散歩には行っておるのじゃが、おかしい。

    せ、先輩、散歩っていっても、ご主人の車に乗って歩かないじゃないですか。

    ぬぐっ。それは暑い日と雨の日だけじゃ。

    てことは夏の大半は……

    そんなことより、車に乗っておると、見えてくることもあるんじゃ。

    強引だなあ〜。でも気になるわん。

    それはのう、事故の恐ろしさじゃ。もちろん、まちなかとは違う田舎ならではの、じゃ。

    車も人通りもあまりないのに事故?

    車も人もいなくとも、交通量が多いじゃろう。

    車でも人でもないというと、うーん。

    ええい、久しぶりの見せ場じゃから、さっさと行くぞ。答えは野生動物じゃ。特にシカ、イノシシあたりじゃな。

    確かにシカたちが、よくひかれかけて危ないって言ってたわん。

    ……(後輩、どうしてシカたちと会話ができるんじゃ)

    まあ、よい。で、じゃ。事故の恐ろしさは野生動物と衝突したときじゃ。車が壊れてしまっても、野生動物との事故だと保険の種類によっては適応されないことがあるのじゃよ。というのは実体験じゃ。車は大破、けがはなかったが、ひどい目にあったわい。

    別に先輩は困らないじゃないですか。

    わしもそう思っておったんじゃがな、違ったんじゃよ。車の修理に保険が適応されないと分かった日からしばらくの間、ご飯の量が三分の一じゃった(ぶるぶる)。家計が火の車じゃ。

    きれいにオチまでつけて、先輩すごいわん。田舎暮らしをする際は、自動車保険の見直しが必要だわん(ぶつかったシカのその後は怖くて聞けないわん)。